だれも置き去りにしない教室
えどがわ夜間ぬくもり塾とは?

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『えどがわ夜間ぬくもり塾』開塾について

平成28年、私が江戸川区教育委員会教育長を務めていた当時、区立小・中学校の大きな課題であった、児童生徒の学力向上のために全校で放課後に教員による補習教室を実施することに致しました。

 その一方で、教員の皆さんに新たな負担をお願いする以上、教育長である私自身も教育の現場に直接関わる何かを行うべきではないかと考えるようになりました。

 また、当時から、江戸川区の大きな課題として、不登校やひきこもりへの対応、さらには家庭や生活上の事情により、十分は学習機会を得られなかった子どもや大人への支援がありました。夜間中学校が必要とされるように、「もう一度学びたい」と願う人たちのための、温かな学びの場が必要だと強く感じていました。

 そこで、できるだけ費用をかけず、地域の力で支える学習の場をつくろうと、退職された校長先生や教員の方々にお声がけをし、平成28年7月から区の学校サポートセンター(現 未来サポートセンター)をお借りして、原則毎週土曜日の午後5時から7時まで、無料の学習塾としてスタートしたのが「えどがわ夜間ぬくもり塾」です。

 これまで、本塾から巣立った中学3年生は、約30名となり、全員が第一希望の高校へ進学していきました。また、様々な環境の中で通ってくる子どもたちは、一人ひとり歩みの速さは違いますが、必ず成長した姿を私たちに見せてくれています。

 これからも、未来を担う子どもたち、そして学ぶ意欲を持つすべての人のために、指導者一同、心を合わせ、ぬくもりある学びの場を守り育てて参ります。

えどがわ夜間ぬくもり塾長 白井正三郎
えどがわ夜間ぬくもり塾は、どの子どもにも可能性があり、適切な関わりと環境があれば必ず成長できるという信念のもと、一人ひとりに寄り添った学習支援を行なっています。
 小学一年生から受け入れ、原則、個別指導により、年齢や学年にとらわれず、学力や理解度に応じた指導を大切にしています。
 講師は、元教育長、元教育委員、元校長先生など経験豊かな無償ボランティアで、学習だけでなく、相談にも応じ、学校や家庭と連携しながら、安心して学べる居場所を目指しています。